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2014年10月 7日 (火)

人としての根っこ

10月10日、2014年のノーベル平和賞が発表されます。
毎年受賞予測を発表しているノルウェーのオスロ国際平和研究所(PRIO)は3日、「憲法9条を保持する日本国民」を最有力候補に挙げた….ということです。
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日本国憲法 第9条
日本国憲法を「平和憲法」と呼ぶのは第9条の存在に由来。
日本国憲法の条文の一つ。憲法前文とともに三大原則の1つ『平和主義』を規定。
憲法第9条第1項の内容「戦争の放棄」
憲法第9条第2項前段の「戦力の不保持」
憲法第9条第2項後段の「交戦権の否認」
この3つの規範的要素から構成される。

一昨日、E-NHKの「武器輸出三原則」見直しについてのドキュメンタリーを観て、深い悲しみに包まれました。
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1967年に佐藤内閣が、武器輸出について
(1)共産圏(2)国連決議で禁止された国(3)国際紛争の当事国や恐れのある国-------に輸出を認めない方針を表明。更には1976年に三木内閣がこれ以外の国へも原則、武器輸出を禁じた経緯の「武器輸出三原則」

それが、平和・人道目的や、国際共同開発・生産への参加であれば、例外として武器の輸出を認めると言う改正が、2011年に野田内閣によって決定されました。
そして今年、安倍政権は国家安全保障戦略の中で、三原則に代わる新原則を定める方針を4月に策定しました。

今年遂に、世界最大規模の武器展示会「ユーロサトリ」に日本企業が本格参加しました。今まで小規模なブースに留まっていた日本。

今回は欧州各国並みの大きなブースに拡大。日本は正式に世界の「武器商人」の仲間入りをしました。
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さらに国家が武力攻撃を受けた場合、攻撃を受けていない第三国が協力して共同で防衛を行う国際法上の権利その集団的自衛権。
2014年7月1日に憲法解釈を変更、行使できるという立場をとる閣議決定がなされています。

「Never war」
おびただしい数の「尊命」を失わせた戦争。その何人にもいた母を妻を家族を、悲しみと空虚に貶めた戦争を「Never war」と心した戦中世代の深い思い。
刻々と迫る命の灯火の中、心中察するにあまりあります。

1896年、放射線を発見したアンリベクレルも、1911年、ラジウム、ポロニウムの二つの放射性物質を発見し、2度目のノーベル賞を受賞したキュリー夫人も、自分の発見が戦争の加担にされることなど望んでいなかった筈。
日本の工学者でペンシルロケットの開発者であり、「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれる 糸川英夫氏もしかり。
日本の工学者であり、サイバーダイン株式会社の創設者兼CEO、筑波大学教授である、山海嘉之氏は、009や鉄腕アトムから、平和の為のロボットを誓い、世界初のサイボーグ型ロボットであるロボットスーツ「HAL」を決して軍事の利用を許さない方だ。
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このE-NHKの中で、最も悲しかったのは「日本の素晴らしい伝統技術」に世界の武器関係者がアプローチし、企業も生き残って行く為にそれを輸出していた事です。

「物作りの現場」が安さを求めて日本からアジア圏にシフトし、「卓越した物作り」伝統技術の行き場と求める消費者のニーズが亡くなれば、代々続く会社をたたまねばならない…..そこに来た白羽の矢が「武器」としての輸出。

「武器」との末路を知っていても「背に腹はかえられない」
資本主義社会。
…..ここまで来てしまった「金」第一の社会が憎い….

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なんだ!
どのような人種であっても、何人にある「尊命」。「お金と権力」の為にそれを抹消することは「自衛」名の下でも「NEVER WAR」ではないのか。

私は「着物」の良さを世界に発信するプロデューサーだと自負している。
「着物の反物の哲学」こそ「平和」だと信じて毎日、着物業界の復興に役立とうと思っている。

先人達の「念願」は人類の悲願の筈だ。

常に「抜本的」な考えで生きる事が求められなくてはと思い、微力だが、戦わねばと思った。

真の平和賞はきっと日本が掴むと信じている。

※つたない知識に間違いあればお叱り下さい


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