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2014年9月 6日 (土)

平和とは

また、NHK朝ドラ「花子とアン」のプロローグで恐縮です。
時代が戦争一色に傾いたラジオ放送の一幕。

国民を戦争に先導するようにマイク向かって話す内閣情報局の進藤。

それを聴いていた、日頃花子に厳しいベテランアナウンサーの有馬が、
「アナウンサーは感情を入ず、事実だけを述べるべきなんだ」
激しい口調で独り言を言います。
インターネットもテレビも無い時代、影響力の強かったラジオ放送の一幕。
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いつの時代もマスメディアのチカラはとてつもなく大きい。
経験も知識も無い子供や若者はそのメディアに洗脳されやすい。

昨今、ニュース番組に目立って「芸人」や「タレント」が登場します。

昨夜、10時。
N.stationに、四カ国語を話せると言う最近良くバラエティーに出る若い女子タレントが司会者の横にいました。

話題がNATOとロシアの問題になり、司会者がスイス生まれの彼女に意見を求めました。

趣味で国会を良く訪れると言うこともあり、スイス生まれの視点で意見を言っている姿に良い印象はありました。
…...しかし、意見のまとめに
「宗教、政治、文化、等の違いがあるということで、世界が一つになる…平和に向かうと言う事は難しいのかなと思いますね」

それを聞いて憤りを感じるのでした。
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肌の色の違い
宗教の違い
国家社会の違い

それらが違う事で、世界平和は難しい。

そうだろうか?

様々な世界にどんな歴史があり、どんな民族がいて、どんな文化があるか。
その宗教は何を大事にしていて、どう始まったのか。
間違った歴史の中に肌の色の差別があった。

同調させなくとも、多くを知らす事、勉強させる事こそ「平和」への教育の役割があり、夫々の多くの違いこそが豊かで、人間としての成長があると気付くのではないだろうか。

そこに「平和」があるのではないか。

若いタレントの言う「違いがあるから平和への方向が難しい」
という感想に、司会者も調子良く同調するのではなく、事実だけを伝える役割に徹して欲しい。と思えました。

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今日の着物は辻が花。

「日本のきもの文化」を世界へ発信
5年前からその活動している私にとって
いや多くの「文化交流」に従事する人たちにとっても

「『文化の違い』があるから世界が平和に向かう事は難しい」
ニュース番組で流れた彼女のその言葉は悔しい意見でした。906


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