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2011年9月 8日 (木)

今日はサウジアラビア大使館へ行ってきました。明日からはインドネシアへ。

昨夜、NHKのBSでアメリカンムスリムをやっていました。
三夜連続で「9.11特集」として、夜11時から放送しています。
2001年の9月11日から10年。
同時多発テロという恐怖を知ってから既に10年。
アメリカに移民してきたムスリムが9.11以降アメリカ社会の中で「イスラム教」の信者としてどう向き合ってきたのか...そのドキュメントです。

2002年8月からの二年間。
アメリカに住んだ私は学生ビザだったので、F1というビザにアメリカ政府はとてもセンシティブでした。テロを計画して起こしたとされたのが学生ビザで入国していたからです。

イスラム教には「人が苦しむこと」を率先する教えは無く、その教えはきわめて平和を望むもの。
何故、テロは起きたのかは「イスラム教」とは関係のないものだと思えるのです。
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しかし、話の論点は学生ビザで入国したイスラム教徒....というレッテルが一人歩きして、それまで住んでいたすべてのイスラム教徒は疑いの目を向けられながら生きてきたということです。
街頭に立って、「イスラムを理解してもらう」為に、冊子を配る青年に「キリスト教徒イスラム教が仲良くするなんて考えられない!」と受け入れない住民。

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大学院の授業で、「アジア」という括りの意味は「西洋人」にとっての「理解できない不気味な国々」という意味だったと聞きました。
西洋の文化が中心に動く現代社会に於いて「イスラーム」もやはり「理解できない人々」なのでしょう。
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同意、や同調しなくとも互いに理解するところに「世界平和」があると思うのですが、「理解」と「顕示欲」の狭間ではなかなかそれが成立しにくいのかもしれません。

アメリカのミシガン州デトロイト。
自動車産業花盛りだった頃から、仕事を求めたイスラームが次々に移民し、車産業が低迷してきたデトロイトに今でも多数のイスラームが住んでいます。
確かにテレビの映像を見る限り、ここがミシガン州というイメージはありませんでした。
かつてキリストの教会だった場所は毎日5回の礼拝を行うムスクになり、大勢のイスラームが集まります。

朝5時からスピーカーから流れるコーランは一日5回。

「理解はしても、耳障り」「不気味な声」

ということも事実でしょう。


さて、今日、久々にサウジアラビア大使館に行ってきました。
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篠笛のことさんが電話で「今度クウェートで篠笛演奏します。日本の外務省がらみです」
という言葉に
「クウェートはサウジアラビアの北」と「私もクウェートに行きたい」と言ったことがきっかけでした。

久々にバッシーさんに電話をすると、私が大学院で「イスラム教の女性服飾変遷」を研究していると折り返しの電話で話しました。

彼はかなり驚き喜び、ぜひともサウジ大使館で会いましょうと言いました。
さらに、ビザ等の手配はまかしてください。是非もう一度サウジに行ってくださいとも。
ということで、今日大使館で会う約束をしました。

前回、リアドの日本大使館に行く約束を彼のミスですっぽかしてしてしまったので、今回は実現したい。
サウジの学校に体育が無いことで是非とも教育関係者の方に会いたいということ。
ミュージアムのマリアさんと再会して服飾のことを聞きたいこと。
ファッションショーに関して再度、ハナンさんと会うこと。

以上のことを実施するために11月クウェートの帰りに行くことに決めました。

私はサウジアラビア、モロッコ、インドネシア、それぞれの大使と全く違う流れで知り合いになりました。すべての国がイスラームの国。
これまでが、とても不思議な縁を感じています。
イスラム教徒でもキリスト教徒でもユダヤ教徒でも、ヒンドゥー教徒でもない私のバランスだからこそできる研究。そして明日からインドネシアです。
14日からの大学院。
貴重な4日間にするつもりです。

行ってきます。

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