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2009年8月13日 (木)

今日のファッション/お盆回顧録

0813なんだか夏と言うにはすっきりしない天気です。今日は旧盆の始めの日。すなわち、迎え盆ですね。
アメリカではハロウィーンの日でしょうか。

小さい頃、上方がピンクに下方がグリーンの提灯の中に小さなローソクを入れ、灯りをともしてもらい、従兄弟や兄弟総勢10人位で大人の後にゾロゾロ付いて、小高い場所にあるお墓まで行ったものです.......。
人はこのような風情のある記憶を持っている事で情緒が育つのかもしれません。

しかし、今時のお墓自体が、マンションの地下一室にコインロッカー式のスペースに入っていて、墓参りは家族が知人を尋ねて行くような、日常な気持ちのイベントな訳です。
ひとつひとつ、昭和の時代にあった風情が淘汰されて行く事で情緒も薄れていくのですね......。

思い出はまだまだあります。
小さい頃に着せてもらった金魚模様や花火模様の浴衣は全て母の手作りでした。
【Singer】と芸術的な金色の模様に彩られた名前のミシンは脚踏み式で、母は女学校で習った腕前で、全ての子供達の洋服を作っていました。
つい10年前くらいまで現役で働いていたそのミシンも父の「こんなもの邪魔だから捨てなさい!」の一言で捨てられたとその後、聞きました。子供の私にとっても思い出のものだったのに..........。
母の気持ちを考えると私まで悔しいけど、男の人の価値観と女の人の価値観は違うのでしょうね......。
(現在、母は80歳父は83歳癌と共存しつつ健在です)

今は使い勝手の悪い電動ミシンを時々使っているらしいけど、「パソコンと本」の違いのように、アナログはいつでもすぐに使えるから、電動でなく脚踏みの方が馴染むと、作る気力も失せている母でしょう。
私のDo Justice Shopに飾りとして置いてある、1940年代のAmerica製Sawing machine を見る度に母の気持ちになっちゃいます。

お盆はなんだか回顧録特集のようになりますね..................これも情緒でしょうか。
兎に角、三ツ矢サイダーにスイカを風鈴の音色を聞きながら頬張った、お盆の光景から既に約50年。
早いもんです。

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